前回のつづき。
今回は刺激的なエリアに繰り出しましょう。喧噪の街「ヤオワラート（中華街）」です。
タイ人・外国人問わず多くの人が集まるヤオワラート。屋台・大衆食堂から高級レストランまで、いろんな店が密集しています。
中でも日本人にあまり知られていないレアスポットが、「ジョーク・トーディアオ（テーブル１つだけ）」です。
名前の通りの１日１組だけの限定レストラン。場所はわかりにくく、ごちゃごちゃの路地を進んだ先に、知らなければ通り過ぎてしまうような入口があります。
この路地の先にある
しかし、ここはタイ・ロイヤルファミリーのプリンセスも訪れるほど、タイの食通なら誰もが知る有名店なのです。
有名店は混むことが多く、普段は敬遠しがちの探偵ですが、１日１組なのでそんな心配はご無用。ただし、予約は数か月待ちです。
店内に入ると、有名店とは思えぬ超庶民的＆激狭なテーブルセット。
注文するのは飲み物だけ。店側の都合で（いや、おまかせで）コースになっていて、勝手にチョイスされ（いや、そのときどきで店主が良いと思うものが）次々と運ばれてきます。
お通し的なものから、
肉料理。
エビや、
魚などシーフード中心。
日本人にも大人気のプーパッポンカリー（カニのカレー炒め卵とじ）。
この１皿だけでも７０００バーツ（約２３,０００円）します。メニューがないので当然値段もわかりません。次から次へと料理が出てくるため、大金を持っていかないと心配です。
そろそろご飯がほしいところですが、
止まりません。
遂に出てきたチャーハンには、明らかに怪しい感じの豚まん的なものが添えられています。
デザートは生暖かかったです。
決してオシャレでもなく、景色が良いわけでもなく、それでいてけっこうなお値段なので、好みは分かれるでしょう。レア好きの方は話のタネにいいかもしれません。
ガルエージェンシー東京西部 代表・森 章悟（0120-78-4143）
Ｍ大付属中時代はラグビー部に所属。少年自衛官、新宿歌舞伎町の飲食店経営やタイ王国での会社経営等を経て、２６歳で探偵に。様々な経験と豊富な世界中のコネクションを生かし、国内はもとより国境を越える依頼も数多くこなす国際派探偵。