私は、愛知県を拠点に調査活動を行う「名古屋の探偵」。
1999年11月13日に発生し、当時世間を騒がせた「名古屋市西区主婦殺人事件」は、約17年が経過した今なお犯人が捕まっておらず、未解決事件となっている。
不幸中の幸いで、2010年4月に殺人事件などの時効撤廃が決まり、捜査は続行されている。今回、事件の風化を防ぐ意味を込めて、名古屋の探偵が改めてこの事件を調査した。
事件現場は、現在も町内に用水路が流れる、ごく普通の閑静な住宅街。
庄内用水路
名古屋駅から約6キロ北の「西区稲生町5-6 加藤コーポ201号室」で事件は起こった。
このあたりは治安が良く、周りがすべて知り合いということもあり、「近くのスーパーに行く程度なら自宅の施錠はしないし、普段家にいるときは、門は開けっ放し」の家庭がほとんどだったという。
しかし、この事件を境に住民の防犯に対する意識は大きく変わった。「ドアの施錠はもちろん、門もしっかり閉めるようになった」と近隣住民は話す。
現在の加藤コーポ外観およびコーポ名 確認映像
被害者宅
殺害されたのは高羽奈美子さん、当時32歳。被害者家族が新婚で入居してから2~3年後の出来事だった。
事件当時は夫・悟さん(当時43)と2歳になる息子・航平くんの3人で暮らしていたという。しかし、表札には「鈴木トシ子」という名前もあったことから、入居当初は奈美子さんの母親も同居していたものと推察される。
当時の高羽さん一家 確認映像
郵便ポスト 確認映像
遺体の第一発見者は、加藤コーポの南に住んでいる大家夫婦の妻だった。現在は夫婦とも亡くなっており、実家へ戻った息子が自宅を建て替えて大家を引き継いでいるそうである。
(つづく)
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代表・山田 洋一(0120-503-666)
10年以上ノークレームの支社として表彰経験あり。愛知県と岐阜県を中心とする中部地方で、地域住民から絶大な支持を得ている。代表はBOSSの記事にたまに登場する「山田太郎」としてもおなじみの存在。