地方紙の三面記事で１つの殺人事件が目に留まりました。
「恋愛のもつれで交際相手の女性絞殺」
詳しく読んでみると、公務員のＡ男が不倫関係にあったＢ子から結婚を迫られ、「かっとなって殺してしまった」というもの。加害者被害者ともに名前が公表されています。
何気なく読んでいましたが、ハッと気づきました。
「この女性、知っている・・・」
そう、殺された女性は私の知り合いだったのです。
といってもそこまで深い間柄ではなく、１０年以上も前に親しくしていた友人の友人の姉でした。
なぜ覚えていたかというと、（亡くなられた方を悪く言うのは本当に心苦しいのですが）その被害女性は私たち地元の若者の間ではちょっとした有名人。
交際関係になくとも、少しでも関係のあった男性の周りで噂になるほど、とにかく依存性が高かったからです。
事件のことが気になり自分なりに調べてみると、Ｂ子は勤務先で知り合ったＡ男と不倫関係に陥りました。
Ｂ子には離婚歴があり子どももいたことから、Ａ男はただの遊びのつもりだったようですが、結婚を迫られるようになると次第にＢ子を避けるようになっていきました。
思い余ったＢ子はＡ男の自宅に放火（ボヤで済みました）。そういった行為を繰り返した結果、絞殺事件という最悪の結末を迎えたのです。
途中で誰かに相談していれば殺人にまでは至らなかったでしょうが、公務員という立場上、Ａ男は不倫の事実を告白できなかったのかもしれません。
事件の後、友人たちと集まる機会があり、話題は自然と事件の話に。重い雰囲気の中、ある友人が
「真面目な男だったから追い込まれたのだろうな」
ただどのような事情であれ、事は殺人。償うことができない凶悪犯罪に地裁で懲役１４年の判決が下りました。
私としては、ただただ被害者のご冥福を祈るばかりです。
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代表・ガル探偵学校名古屋校校長 矢橋 克純（0120-135-007）
別名『番長』。他の追随を許さない絶対的な調査力と情報網を持つ東海地区屈指の本格派探偵。生来の親分肌と人望の厚さからガル中部ブロック長、ガル探偵学校名古屋校校長、さらには新規代理店の教育係を兼任し、ガルグループの中心メンバーの１人として全国を奔走している。