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イタリア料理レストラン、パスタだけ注文の客を激しく非難!特定されて炎上

イタリア料理のレストランの関係者がTwitterで客を激しく非難したことが人々の反感を買い、炎上するという騒動が発生した。問題視されたのは、2019年10月中旬のツイート内容だ。「ディナーで予約していない親子(中学生)が来店 席も空いていたので案内した オーダーを聞きに行くとパスタ2品のみ」だったという。

「一応リストランテなのでパスタのみでのオーダーは受け付けていない」そうだ。そのことを客に伝えると、「あろうことか言うに事欠いて『二人ともあまりお腹が空いていないんですけど・・・』このセリフどう思いますか?レストランですよ?お腹を空かせたお客様が少しでも美味しい料理とワインを楽しみに来る場所がレストランです」。

「2人ともあまりお腹が空いていないんですけど?じゃあレストランに何しにくるんですか?」と煽った。「『お腹が空いてない』この軽率な発言がどれだけ料理人とそのレストランを運営しているスタッフにとって侮辱的か理解していない方が多いように思います」。「お店にもお客様に求める最低限の予算とモラルはあります」と主張した。

「身の丈にあったお店選びや来店前にでも予約するなどお客様も(食べる準備)をして頂きたいと思います。軽食や小腹を満たすためなら日本は世界一コンビニやファミレスが多い国(笑)なのでそちらで賄った方が良いと思います」。「もう少し食に対する意識の低さ、飲食店を下に見る風潮は改善したいと思う出来事でした」と結んでいる。

 

「店側としてはポリシーやレストランの楽しみ方を伝えていかねば」という思いが強いのだという。「イタリア=ピザ、パスタだけのお店!と言う間違った認識が広まってるのは遺憾です」と苦言を呈した。今回の件で「多少の痛みや売り上げの減少を伴ったとしても、何かを理解していただいて変えていくためには仕方のない事だと思います」という。

これらのツイートに対して、人々から異論が続出。店は客の「意識の低さ」を強調しているが、店側が自身の「意識の高さ」と思っていることが逆に接客にマイナスに作用しているのではないかという指摘が多い。また、「お腹が空いていない」と述べた客側の事情や気持ちをもっと配慮すべきだったのではないかといった意見も目立つ。

ツイートしていた人物は「バッカス」と名乗り、素性を明かさずに、「ワイン好きの料理人」と称していた。だが、過去のツイート内容や画像から、氏名や店名を特定されてしまった。決め手となったのは、店内の様子を撮影した画像だ。棚の上に並べたワインの空き瓶を撮影した画像が、あるイタリア料理店のものと一致したのだ。

「意識の高い」ツイートから、よほど高級な店に違いないと想像していた人も多いようだ。だが、当該の店はイタリア料理店としてはごく一般的な価格であり、グルメサイトでは客からも「リーズナブルな価格」と評されていた。また、店の外観や内装は親しみのある庶民的なものであり、ツイート内容とのギャップに驚いたという声が相次いだ。

ファミレスとの違いを店側が強調していたことから、「ファミレスとほとんど変わりない」などと店に対する皮肉をツイートした人々もいる。一方、店の主張や対応に一定の理解を示す声も一部に見られた。当初、店側は情報を広めるように人々に呼びかけていたが、店名が特定されると、ツイート及びアカウントを削除した。

当サイトでは、店への取材を試みた。だが、相手は電話に出た様子だったが、こちらが話しかけても無言のままで、数秒後に電話を一方的に切ってしまった。通信障害が発生していて電話がつながりにくくなっている可能性もあるのではないかと考えて、数回かけ直してみたが、やはり電話に出た後、無言状態のまま通話が途切れた。

電話が切れるまでの秒数が毎回異なることから、店側が一応は電話に出ているらしいことが推測できる。別の電話番号からかけてみても、結果は同じだった。電話に出てみて相手が常連客等でなければ、無言のまま切ってしまうという対応をとっている模様だ。このような行為は、品格を備えた「意識の高い」店にふさわしいと言えるだろうか。

高橋 

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