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昇仙峡の飲食店、「強引すぎる接客」「恫喝された」被害報告が殺到で炎上!

山梨県甲府市の観光名所である昇仙峡の飲食店にて、あまりにも理不尽な扱いを受けたといった苦情の書き込みが相次いで、炎上するという騒動が発生した。特に書き込みが集中しているのが、Googleのクチコミだ。その他の各種のクチコミサイトや掲示板等にも、同様の苦情が書き込まれている。

Googleのクチコミを見ると、同店に対する苦情は以前から書き込まれていることが分かる。特に問題視されているのは、「接客が強引すぎる」ということだ。店の付近を通った車の前に店主や店員が立ちはだかり、無理に止めさせるという。そして、店に立ち寄るように、しつこく要求するというのだ。

観光客の車を止めた後に、「この先には駐車場がない」、「この先は遊歩道になっていて、車は入れない」と説明して、店の駐車場に車を置いていくことを勧めることが多いようだ。駐車料金はいらないとのことで、「帰りに店を見ていってよ」、「何も買わなくていいから、帰りにお茶でもしていって」と言われるという。

ところが、「何も買わなくていい」と言っていたにもかかわらず、帰り際に「何か買っていってよ」と商品をしつこく勧められたり、何も買わないことに対して激怒されたりしたといった苦情が続出。何千円分もの買い物を強要されたという人々もいる。また、実際には店の先にいくつも駐車場があり、「騙された」という報告もあった。

店から恫喝を受けたとの被害報告も多い。「無料との説明で止めたのに、帰り間際に通路を塞がれて、窓を思いきり叩かれました。怖かったしくやしかったです」、「入り口のドアまで閉めて、下手したら監禁が成立しそうな状態。おじさんはドアの前に立って威嚇、おばさんがついて回ってきました」といった内容だ。

一連の批判に対して、店からのコメントも投稿されている。「我々は昔ながらの商習慣で、商売を長年行ってきました。店の駐車場に車を止めるということは、その店で食事をするか、お土産を買うかを、お客さんが暗黙のうちに了解してくれているものだと思っていましたし、これでトラブルになることもありませんでした」。

一方、「今の若い人達は本当に、駐車してそのまま帰ってしまう事が多くなり、このような無礼な対応をしてしまった」とのこと。「ただ、これでは商売が成り立たなくなってしまうこともわかってください」と述べている。接客姿勢が今の時代に合っていないことは認識しており、改善を図っていきたいという。

当サイトでは、昇仙峡観光協会に話を聞いた。当該の店舗に対する批判や苦情がネット上に相次いでいることは、把握しているという。車の前に立ちはだかる、強制的に買わせるといった各種の被害報告の真偽を尋ねたところ、事実であるとのこと。観光協会にも、同様の被害の報告や相談が多数寄せられているそうだ。

続いて、「これより先に駐車場はない」という店側の説明について尋ねた。この店より先にも、駐車場は存在するという。だが、一帯は観光シーズンの一部の曜日・時間帯に車両の進入が禁止されている。そうした理由から、車を下りて駐車場に置いていかなければならない。ただし、店側の説明には納得しがたい点がある。

車両進入禁止の標識に気づかず、店よりも先まで車で進もうとすると、「今は車で行けない。もし車で行くなら警察を呼ぶ。ここに車を止めて、食事するなら見逃してやる」と店から脅されたという報告がある。ところが、車両進入禁止の標識は店よりもかなり手前にある。つまり、店まで車で来て駐車場を利用すること自体、認められないはずだ。

観光協会によると、当該の店に対して何らかのペナルティを課すようなことができるわけではなく、具体的な対応は難しいとのこと。これまでも客からの苦情を伝えても、店は「そいつはクレーマーだ」などと言って、全く聞く耳を持たなかったそうだ。店とトラブルになった場合には、その場で警察に通報してほしいという。

※モザイク加工は当サイトによるもの。料理の画像は、当該の店のホームページより。

 

高橋 

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