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男だけの入店を拒否するイタリア料理店、「性差別の店」と非難殺到で炎上!

東京都新宿区の歌舞伎町にあるイタリア料理店に対して、「男性差別を行う店」という非難の声が相次いでいる。騒動の発端になったのは、Twitterで問題提起がなされたことだった。「しかし男はイタリア料理食べる権利もない時代きてんのな!」。このツイートには、店の立て看板を撮影した画像があった。

立て看板には、次のように書かれている。「当店は、誠に申し訳ございませんが男性様のみのご来店をご遠慮頂いております」。男性のみでの入店は認めていないが、女性と一緒であれば入店可能であるという。そのことを分かりやすく示したイラストも、看板には描かれている。この店は、2016年7月にオープンしたばかりのようだ。

問題提起した人物は、次のように述べている。「女がいないと男は他人に迷惑をかけるって見解なのかな」、「楽しく飯食える気がしないし合コンとかでも使いたくないっすね!」、「ぐるなびに『日本初!男性のみの入店お断り!』『男性の目を気にせず心行くまで』とか『単品使いもOKです♪』とか書いてあって、男に生まれてゴメンナサイ・・・ヽ(;▽;)ノ」。

本件が話題になると、店の方針に対して非難の声が続出した。一方、「店側にも営業方針を選ぶ権利がある」、「嫌ならば、この店を利用しなければよい」といった意見も見られる。だが、性同一性障害の人々なども排除するのかと、疑問視する声も上がっている。また、店の営業方針の是非とは別に、「ぐるなび」に書かれた内容に疑義を呈する人々もいる。

ページの冒頭には、「日本初!男性のみの入店お断り!」、「女性に優しいレストラン」といったキャッチフレーズがある。その直後に、次のような文言が記されている。「男性の目を気にせず心行くまで満足したいという要望にお応えします」。女性同伴ならば男性は何人でも入店できるので、店内が男性だらけになる可能性もある。男性がいない環境を期待して入店した女性には、期待外れの結果になるかもしれない。

9月18日、当サイトでは当該の店に連絡を取った。今回の騒動に関しては、把握しているという。性同一性障害の客が来た場合にどうするのかと尋ねたところ、女性同伴でなければ(生物学的な性としての)男性のみの入店は、やはり認めないそうだ。「今後は、柔軟に対応していくことも予定しています」という。また、「男性の目を気にせず」という文言は、実際に店内に男性客がいるかどうかということではなく、女性客がくつろげる雰囲気作りを心がけるという意味であるとのことだった。

続報記事は、こちら

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

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