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都心の公園で若者たちの密集状態が発生!その意外な原因とは

コロナウイルス感染のリスクを高める「3密」状態での営業により、感染者が後を絶たない新宿区歌舞伎町の店が連日のように批判されているが、密集状態は様々な場所で発生し得る。

以下に掲載するのは、当サイト関係者が偶然遭遇した光景を撮影した画像だ。場所は、豊島区東池袋の中池袋公園。2020年6月3日の19時45分に撮影した。公園の入口付近に、大勢の若者たちが集まっている。

 

 

 

近辺には、「アニメイト」をはじめとしてアニメ関連の店が多い。アニメファンの「聖地」として知られている一帯だ。中池袋公園は、以前からアニメファンの溜まり場になっているようだ。グッズの交換や売買に利用されているのだという。

 

 

池袋の企業に勤務する読者によると、昼間から夕方にかけては、近隣のオフィスで働く人々にも、待ち合わせや休憩の場所として利用されている公園だという。後日、当サイトにて平日の夕方に現地を訪れてみたが、公園内には思いのほか人が少なかった。人々はお互いに距離をとって座るなど、密集状態は回避されていた。

 

 

豊島区役所に尋ねたところ、中池袋公園がアニメファンの人々の集まる場所になっていることは、以前から関連情報が入ってきていたそうだ。だが、コロナウイルス問題の発生以降も密集状態が継続していることは、把握していなかったという。

密集状態を防ぐために、区役所では定期的に区内を巡回している。ただし、巡回は主に昼間に行われている模様だ。そのため、先述のアニメファンの集会のように、夜間に人々が集まると、巡回によって注意喚起が行われる可能性は低そうだ。

ちなみに、アニメイトでは、利用客や店員のコロナウイルス感染防止のための各種の対策をとってきた。そうした努力が台無しにならないように、利用客の側にも思慮深い行動が必要なのではないだろうか。爆発的な感染が再び発生しないとも限らず、未だ予断を許さない状況だ。

 

高橋 

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