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ノーベル平和賞受賞のWFP、関連団体の募金活動に疑問の声

国連世界食糧計画(WFP)が、今年度のノーベル平和賞を受賞した。WFPの日本での活動を支援する認定NPO法人「国連WFP協会」の募金活動に対して、疑問の声が上がっている。このたび、当サイトに読者から情報が寄せられた。

情報提供者は、これまでWFP及び国連WFP協会とは何の接点もなかった。ところが、国連WFP協会から募金の依頼状が突然送られてきた。同封の資料によると、個人情報保護法を遵守して、送付先に関する情報を得ているとのこと。個人情報の具体的な取得方法は記されていなかった。

 

 

 

情報提供者が驚いたのは、送られてきた内容だ。募金の依頼状や資料に加えて、ボールペン、トートバッグ、メモ帳が同封されていた。そして、ボールペンには情報提供者の氏名が刻印されていたのだ。「自分の名前が入ったボールペンがいきなり送られてきて、気味が悪かったです」。

 

 

 

また、「グッズをたくさん作って、募金してくれるか分からない人に無差別に送り付けるくらいなら、そのお金を食糧支援に役立てた方がいいのではないでしょうか」と疑問を呈する。「あなた様のご寄付が大至急必要です」、「手紙を読み終えたら「あとで寄付しよう」とはお考えにならないでください」といった文面も、威圧的に感じたという。

 

 

当サイトでは、国連WFP協会に話を聞いた。募金の依頼状は、「アクトン・ウインズ株式会社」というデータ会社の協力を得て送付しているという。名前入りのボールペンについては、「お叱りの声をたくさんいただいております」と担当者は明かした。資料を送付するだけでは読まずに捨てられてしまうと考え、グッズを同封しているそうだ。

グッズを同封するようになったのは、ここ2~3年のことだという。グッズを送るよりも、その金額を食糧支援に回すべきだとの声に対しては、「広報活動の一環でございますので」と担当者は理解を求めた。

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

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