情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

みずほ銀行、守られなかった「約束」に客が激怒!解約を防ぐ口実か?

最近、システム障害によるトラブルが絶えない「みずほ銀行」。ATMに入れたカードが戻らなくなった際には、コールセンターに連絡がつかない、行員が駆けつけるまでに数時間を要したなど、サービス面での不備が重なったことが報じられた。人員が手薄だったこと、組織体制が硬直化していることなどが、問題点として指摘されている。

一連のニュースを見た読者から、「みずほ銀行には、苦い思い出ばかりです」と情報が寄せられた。東京都北区に在住の情報提供者は、みずほ銀行が合併前の「第一勧業銀行」だった時代から利用していた。店舗統合のため最寄りの支店の廃止が決まると、情報提供者の自宅を定期的に訪れていた銀行員が挨拶に来た。

 

 

行員は「跡地にATMは残りますから、全くご不便はおかけしません。引き続きよろしくお願いします」と言った。銀行の廃止後、建物の工事が始まったが、完了後にATMは設置されなかった。当時、すぐ近くには他の銀行がなかったため、近隣の商店や企業にも利用客が多かった。それらの客にも同じように説明していたようで、「騙された」と怒りの声が上がり、解約した人々もいる。

 

支店の跡地に建つマンション

 

情報提供者が統合後の支店に問い合わせると、「当行の者が、そのようなことを申しましたか?」と応対した行員は他人事のように言い放った。「なぜ事実と違うことを皆に言ったのか」という問いにも、納得のいく説明はなかった。当該の行員と直接話したいと伝えたが、転勤済みだという。転勤先を尋ねたが、「お答えしかねます」と断られた。

統合後の支店は2駅も先で、気軽に行ける距離ではない。「解約を防ぐために、ありもしないことを皆に言ったのかと疑いたくなる」という。もし計画の途中でATMの設置が廃案になったのならば、その時点で言ってほしかったと、情報提供者は語った。「サービス精神の欠如が今も『伝統』として続いているのは残念です」。


高橋 

タイトルとURLをコピーしました