こんなにやりきれない気持ちになる事件がかつてあっただろうか。
大阪は寝屋川市で起きた２人の中学生男女が巻き込まれた殺害失踪事件。
殺された被害者平田奈津美（なつみ）さん１３歳は高槻市の駐車場で変わり果てた姿で発見された。
一方、行方不明であった星野凌斗君はその安否が気遣われていた。
そして２１日の夜、凌斗君は遺体で見つかった。最悪の結末である。
むこうに見えるブルーシートの更に約３０ｍ奥が遺体発見現場。
最寄り駅はＪＲ河内堅上駅 徒歩１２分程
犯人は４５歳の山田浩二容疑者。
「女の子に声をかけ、車に乗せたのは自分だが遺体を遺棄したのは同乗者だった。
同乗者が女の子に暴力をふるっていたら自分の知らぬ間に女の子が死んでいた。
女の子とは初対面で名前も知らない。同乗者の名前は言いたくない。
女の子をどこで乗せたのかも言いたくない」
と供述しているとの報道。
こいつは一体何を言っているのか？
この期に及んで少しでも罪を軽くしようとでも企んでいるのか？
少し想像して頂きたい。
１３歳の子供が４５歳の大人に傷つけられ、恐怖の中で殺されていく気持ちを。
（現場は一般の道路から約５０ｍ程離れた林というよりは草が生い茂った場所で普段人通りは無いに等しい。）
事件の真相はこれから徐々に明らかになっていくと思われる
今私はこの山田浩二容疑者に対する怒りが収まらない。
一人の親として。一人の人間として。
麻生
追記
ＴＶ局の車が停まっているこの駐車場はアクアピア・アイスアリーナという冬から春限定でＯＰＥＮするアイススケート場の敷地内。かつてあのダルビッシュ投手がここでアイスホッケーの練習に明け暮れた場所でもある。
奇しくも今回の現場の目の前に位置する。彼も遥かアメリカの地でこの景色をニュースで見たならばきっと悲しむことだろう。