先日、立教大学で講義中に受講者が教員を罵倒し、口論になる様子を撮影した動画が注目を集めた。本件が発端となって、同様の迷惑行為を撮影した動画が新たに出回った。読者から寄せられた情報に基づいて、その詳細を調べてみた。
立教大の動画が反響を呼ぶと、騒動に便乗する行為が続出。特にＹｏｕＴｕｂｅでは、教員を罵倒した受講者をネタにする人々が相次いだ。その一人である男性配信者は、立教大を訪れて撮影した動画を公開したり、受講者の弟と称して代わりに謝罪するというネタの動画を披露したりするなどして、注目された。
この配信者は、就活情報サイトが「Ｆラン大学一覧」を公開して炎上した騒動にも便乗。Ｆラン大学の光景を撮影したとされる動画を、タイトル等を変えて繰り返し掲載した。そのうちの１本は、再生回数が３８万回を超えた。講義中の教室の後方で外国人男性が絶叫する迷惑行為と、周囲が驚く様子を撮影した動画だ。これが話題になると、人々から非難が殺到。
外国人男性の素性や撮影場所及び動機に関して、様々な憶測が飛び交った。当サイトにて確認してみたが、この動画は海外の大学で撮影された模様だ。教室内に映っている他の学生も教員も、いずれも外国人だ。また、同じ外国人男性が街頭や駅で絶叫する動画も見つかったが、やはり背景に映っている全員が外国人だ。
外国人男性の動画の撮影場所ではないかと噂になった国内の大学に問い合わせたところ、そのようなトラブルに関する情報は入ってきていないという。応対した担当者曰く、本件は初耳だったそうだ。当サイトが提供した情報から判断して、「本学とは無関係と思われますが、念のため確認してみます」とのことだった。
迷惑行為で注目を集めようとする人物は論外だが、それに便乗する人々によって騒動に拍車がかかるという事態も、見過ごすことのできない問題だ。
※当サイトにて画像にモザイク加工を追加
