情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

幼稚園教諭、皮膚の弱い園児にアルコール消毒を強要!大変な事態に


生まれつき皮膚の弱い園児に対して、幼稚園の教諭らが不適切な対応を繰り返していたことが判明した。発端は、園児の母親がTwitterで暴露したことだ。当サイトでは母親に取材を申し込み、本件の詳細を調べた。

当該の園児は肌が荒れやすく、皮膚科で処方された軟膏を毎日塗っている。乾燥したり土を触ったりしただけでも、肌の状態が悪化する。そのことは、入園時や送迎時に、園長や担任のA教諭(仮名)に伝えてあった。これまでA教諭は、この園児にアルコール消毒はしていないと母親に話していた。ところが、実態は違った。

異変に気づいたのは、7月末。帰宅した園児が「手が痛い」と母親に訴えた。軟膏を塗ったが痛みは治まらず、翌朝には出血。母親が「幼稚園でアルコール消毒してないよね?」と尋ねると、「痛いって言ったのに、B先生がアルコールをかけた」。B教諭は預かり保育の担当だ。

 

 

 

母親が幼稚園に確認したところ、これまでも園児が手指の痛みを訴えても、B教諭はアルコール消毒を繰り返し強要していたことが発覚。さらに、園児の皮膚が弱いことを知っていたA教諭も、アルコール消毒をさせたことが数回あったという。現在、園児は皮膚科で治療を受けている。医師からも、アルコール消毒をやめるように言われた。

 

 

当サイトでは、当該の幼稚園に本件を尋ねた。質問事項に対する回答はメールで送信すると、園長は述べた。だが、指定した期日までに回答は届かなかった。園児の母親によると、幼稚園側は対応の不備を認め、謝罪の言葉があったそうだ。園長はネット上での反響に驚いたそうで、認識が甘かったことを認めたという。問題の再発防止に向けて注意や対応の徹底を図ることを、母親は園に求めた。

なお、幼稚園や関係者を晒すのではなく、こうした問題が繰り返されないように広く問題提起を行いたいという母親の意図を尊重し、本記事では幼稚園名等は伏せた。

 

タイトルとURLをコピーしました