1912年(明治45年)、東京府荏原郡(えばらぐん)池上村で、浮気がきっかけで殺人に手を染めた悲しき乞食がいました。
乞食の愛した女性が他の乞食と逢瀬
を重ねていたのですから怒るのも当然ですね。
6月15日午後1時頃、森に住む箕造りの乞食、品原末吉(33)はこん棒と鋸で同じ乞食の細野梅一(30)を殺害しようとし、梅一は前頭部に9センチの傷と顏などに13カ所の重軽傷を負いました。
その際、末吉も左股と左腕に皮下組織に達する傷を負っています。
梅一は末吉に敵わないと思い逃げ出し、本門寺大門前の派出所に向かい到着後に倒れました。
勤務していた巡査はすぐに医師を呼び手当をしましたが、梅一は死亡。
末吉もまもなく逮捕され、品川署で取り調べを受けました。
殺人の動機は、末吉の内縁の妻である松本せい(28)が2歳の子供がいるにも関わらず、被害者の梅一と私通し稲荷堂の山中で愛を育んでいたため、憤怒のあまりふたりを殺害しようとしたとのことです。
乞食の嫁は旦那に不満があって浮気をしてしまったのでしょうか。
浮気と不倫は蜜の味といいますが、パートナーに怪しさを感じたときはこん棒と鋸を用意せずにお近くのガルエージェンシーへご相談ください。
きちんと浮気の証拠をおさえて慰謝料を請求するなり、自分に不利が無いよう計画を立てましょう。

アンジェラ
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