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女の執念を侮ってはいけない

夫と別居中の女性Aさん。
現在旦那さんはシェアハウスに住んでおり、Aさんは旦那さんが日中何をやっているのか探って欲しいとの事で調査の依頼がありました。

依頼者Aさんの見立てでは旦那さんが大学教授として働いており、その助手の女性が怪しいのではないかと疑っている様子。早速Aさん提供の情報を元に調査を開始しました。

張り込みの開始地点となるシェアハウスはビルを一棟丸々借り上げた珍しい造り。
張り込み開始から小一時間ほど経った頃、対象者の旦那さん(以降Bさんと表記)がビルから出てくるのを確認してから尾行を開始します。

駅の方向へと足速に向かう背中には若干の怪しさが漂っています。
最寄り駅に近づくにつれ緊張感が高まってくるようです。
しかし、Bさんは駅をスルーしそのまま歩き続けます。
なるほど、徒歩圏内に浮気相手がいるのか。
そう考え尾行を続行します。

1時間が経ち、2時間3時間が経過しました。
調査員の足は棒の様に張り、喉は渇き切っています。
そう、Bさんはひたすら散歩をし続けているのです。
1時間毎に依頼者であるAさんへと連絡を入れますが状況に進展がないことにしびれを切らしたのか、Aさんは10分毎に現在の状況を催促するようになって来ます。
しかし、その日は浮気の決定打は無く空振り、Bさんが散歩をして終了となりました。

当然、Aさんは翌日も調査を希望しました。
調査員もそんな日もあるかと思い、翌日の調査へと挑みます。結果はまたしても空振り。
昨日と同じ様にBさんは散歩をしているだけです。
10分毎のAさんからの状況報告の催促。その日も何も無く終わりました。

Aさんはまた翌日も調査を希望します。
またしても空振り。その翌日も空振り。そのまた翌日も空振り。
調査員も流石に勘付きます。Bさんは浮気をしていないと。

しかし、Aさんは諦めません。何度も調査を希望してくるのです。
まるで自分の負けを取り返そうとするギャンブラーの様に。
そうしてAさんの掛けた調査費用は数百万円へと膨れ上がりました。
結局、調査員とAさんとの話し合いの結果、Bさんは浮気をしていないとの結論になりました。
女性の嫉妬心はここまで強いものになるのかと驚いた出来事でした。

調査員の体重は5キロ落ちました。

 

ガルエージェンシー大阪本部 NAKANO
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