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ユーチューバーが人々を手当たり次第に晒し者に!悪質な盗撮動画を大量公開

YouTubeの男性配信者が悪質な動画を大量に公開しているとの情報が、読者から寄せられた。東京都江東区内を中心に活動している模様で、気に入らない人間や企業に文句をつけに行ったり、トラブルになった相手に抗議したりといった行為を繰り返している。それらの様子を盗撮して、相手を動画で晒し者にしている人物だ。

動画の大半は僅かに加工されているとはいえ、盗撮された相手の顔ははっきりと確認できる。例えば、コンビニの書籍コーナーに置かれているアダルト向け雑誌の一部が縛られていて中身を確認できないのはなぜかと、店員に抗議。その様子を盗撮して、店員を晒した。店員の顔だけでなく、ネームプレートに書かれた名前も映されている。

 

 

一連の動画の再生数は少ないが、その内容は悪質なものであると、情報提供者は言う。かつて男性は、現在とは異なるハンドルネームで活動していたようだ。図書館員に抗議する動画には一切の加工もなく、関係者の顔が晒されていたという。当時、情報提供者はそのことを問題視して、区に伝えたそうだ。すると、まもなく動画は削除された。

ところが、同じ内容の動画を僅かに加工したものが、別のハンドルネームを使用した新たなアカウントで再び公開されていたことを、このたび発見したという。その他、区役所の職員、飲食店で騒がしかったという客や、接客や提供された料理が気に入らない店の店員を晒すといった行為にも定期的に及んでいる。

 

 

今年1月には、いつも家の中から外を見ているという夫婦を訪問。インターホンを押して呼び出し、「気持ち悪いんですけど」と声をかけるという動画を公開した。この動画では、相手の顔やその自宅の外観も晒している。また、火災が発生した建物に「子供が取り残されている」と警察官に嘘をついて、建物内への侵入を試みたこともあった。

 

 

 

男性の以前のハンドルネームを検索すると、同じ名前とアイコンでDailymotionにも登録されていることが判明。盗聴が趣味であるとのことで、ラブホテルでの性行為を盗聴した動画には、ホテルに入っていくカップルを盗撮した映像もある。また、銀行員の女性の自宅内での自慰行為を盗聴したとされる動画も見つかった。

 

 

当サイトでは、江東区の危機管理課に本件を尋ねた。男性が公開している動画については、全く把握していなかったという。そこで、現時点までに当方で確認済みの情報を提供した。同課では、警察と連携して区内の安全対策を立てているという。男性の配信内容に関して詳細を調べた上で、警察と情報を共有し、対応を検討するとのことだ。

なお、動画の再生回数が少ない配信者の「宣伝」に加担する結果とならないように、本記事では男性のハンドルネームについては、あえて記さなかった。

 

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

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