両生類や昆虫を大量に虐殺する様子を画像や動画で公開して炎上した、「川俣軍之助」と名乗る男性について、昨年の記事で扱った。このたび、川俣がネット上での活動を本格的に再開していたとの情報が、読者から寄せられた。
昨年の騒動以降、虐殺行為の画像や動画を掲載することは少なくなっていた。ところが、「毒薬仁」という別名義でＹｏｕＴｕｂｅでの活動を新たに展開していたことが発覚。その中には、カエルの死骸を焼却する場面を映した動画もある。カエルを虐殺する様子を撮影した動画もあったことがＴｗｉｔｔｅｒで確認できるが、現在は削除済みだ。
一方、「熊本地震で御臨終した被災者」のモノマネを披露する動画も公開している。「熊本地震直後の暴動で黄泉送りにされた九州民の亡霊」を演じて、死者を侮辱する動画もある。「長崎原爆によって生み出された奇形児の叫び」と題する動画では、「こんな醜い姿でいるぐらいなら死んだほうがマシです」などと発言した。
駅の構内で人々に無差別に声をかける男性を無断で撮影し、晒し者にする動画もあった。男性の迷惑行為や、最後には駅員に連行されていく様子が映っている。８月２３日には、ポケモンＧＯをやる不特定多数の人々への殺害予告の動画を公開。包丁を手にして「死ねよ、てめえら」、「この俺に殺される運命なんだよ」と述べた。
一連の動画から、川俣が現在も福島県郡山市で活動していることを確認できた。そこで、郡山市の市民安全課に連絡を取った。担当者は、昨年の騒動についても把握していなかったという。そこで、このたび発覚した件とあわせて経緯を説明し、関連情報を提供した。それらの情報に基づいて、詳細を確認するとのことだ。
川俣の行動が、公的機関の監視下に置かれるようになることは確実だ。
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高橋 高橋