私たちの心を日常的に癒してくれるペット。その中でもやはり犬と猫の人気は高く、たくさんの人が飼っています。しかし、すべての犬や猫が幸せに暮らしているとは限りません。
平成26年度の環境省の統計によれば、犬猫が殺処分された数は犬で21,593匹、猫に至っては79,745匹に上り、犬と猫を合わせると101,338匹にも上るとのことです。
驚くことに、これでも前年より件数は減少しているそうです。
探偵の地元である徳島県と香川県のデータを見てみると、犬のみの殺処分数では香川県が2,031匹と全国で最も多く、徳島県は791匹で10位でした。
また、犬猫を合わせると香川県は全国6位で3,908匹、徳島県は25位で1,540匹となります。これは決して少ない数字ではありません。
徳島県では、名西郡神山町にある動物愛護管理センターが捕獲した犬や猫の管理を行っています。
同センターの掲示板
同センターに集められた犬や猫は、譲渡先が見つかれなければ殺処分となります。少し距離が離れている道路まで、動物の寂しそうな鳴き声が聞こえると、とても切ない気持ちになります。
撮影時、周囲には猫の鳴き声が響いていた
動物愛護センター内にあるドッグランで犬と遊んでいた近隣住民は「自分たち家族にとっては良い施設ですが・・・」と言葉を濁らせていました。
このあまりにも多い殺処分数を減らし、一つでも大切な命を救うことはできないのでしょうか? 今、そのための取り組みが全国各地で始まっています。
(つづく)
ガルエージェンシー香川/ガルエージェンシー徳島
代表・内海 修司(0120-63-9494)
探偵歴28年、香川県と徳島県で展開しており、関西・四国ブロックでは古参であり副ブロック長を務める。テレビ出演や雑誌での取材協力、密着取材など多数のメディア出演の経歴を持つ。浮気調査・素行調査では調査後のカウンセリングに定評があり、地元の弁護士からの信頼も厚く、多数の依頼を受けている。