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アルコール消毒ができない体質の客を入店拒否!店員による不当な扱い

商業施設「GINZA SIX」(東京都中央区)内の高級ブティックで友人が不当な扱いを受けたという情報が、読者から寄せられた。当サイトでは、当該の人物に取材を申し込んだ。すると、「もう終わったことなので」と、具体的な店名は書かないという条件で取材を受けてくれた。

 

 

入店時に、女性店員にアルコール消毒を求められた。「アルコール消毒をすると手が赤く腫れ上がって広がり、痺れも発生します。医者にアルコール消毒をしないように言われています」と事情を説明。また、「先程、トイレで手をよく洗ってきました」と話した。ところが、店員は「消毒してもらわないと入店できません」と拒んだ。

GINZA SIXの入口で、また、過去にはこの店の系列店でも同様に事情を説明したが、問題なく了承された。そのことも伝えたが、「当店ではだめです」と店員は改めて拒否した。同店のみが入店を拒む理由を尋ねても、回答がない。「ちゃんとした理由がないなら、差別ですか」と問うと、「差別ではないです」と店員は言い返した。

 

施設入口付近の様子。

 

施設内の至る所に消毒液が設置されている。

 

「商品に手を触れる場合、その前にトイレでよく手を洗ってきます」と言うと、店員は手を揉み洗いする仕草をして「今すぐ行ってください」と喧嘩腰の口調で指示した。直後、二人のやりとりを見ていた別の女性店員が「よろしかったら、これを着けてください」とゴム手袋を差し出し、入店が認められた。

後日、GINZA SIXに問い合わせた際に担当者から受けた説明によると、上記の店ではアルコール消毒をできない客にはゴム手袋の着用への協力をお願いしているとのことだった。つまり、消毒しなければ入店を認めないという店員の主張は、店の定めたルールとは異なる個人的な判断であり、対応としても不正確だったことになる。

GINZA SIXでは店舗の責任者に本件を伝えて、対応の改善を図るという。

 

高橋 

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