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泣きじゃくる子供と血だらけの母。豊中市隣人殺人事件を調査

【あの事件は今!Vol13】

2015年5月27日 豊中市のとあるマンションのエレベーター付近で事件は起こった。


当時53歳であった犯人の男は、住人に監視されているとの被害妄想や言動で周囲に避けられていた。
そんなどこにでもいるような少し厄介な男性が引き起こした事件は非常に凶悪な事件であった。
彼が犯した罪は妊婦殺害。
それも1歳の男の子の目の前で母親をサバイバルナイフで刺殺した。
警察が到着した際男の子は動かない母親に「ママ!!ママ!!」と声をかけ続け、泣きじゃくっていたという。




逮捕された男の名は上原亮宏被告(当時53歳)彼は逮捕後も「我慢の限界だった。」「ぶっ殺そうと思った」などと発言。殺人に対する罪悪感や良心など微塵も見せることは無かった。
その様な態度を貫き、以前被害妄想を持ち続けた上原被告であったが2016年12月14日に開かれた公判で懲役21年が言い渡された。
が、果たして妥当な年月なのか疑問が残る。心身に問題があったとしても、サバイバルナイフまで準備する周到性・咄嗟に隠し持っていた武器で襲撃する残虐性。獣という言葉がふさわしく感じてしまう。





現在の日本では胎児に人権は無い、また殺人の動機が優先され、第一発見者の年齢や関係は中々考慮されにくい一面がある。目の前で母親を殺される屈辱・恐怖・喪失感を齢1歳の子供に背負わせて21年。
これでは残された被害者はどう立ち直ればいいか分からない。
地域住民もこの結果に怒りをあらわにした口ぶりであった。

「被害者の奥さんは若いのにしっかりしていて、お子さんと一緒に仲良く歩いている姿が印象的でした。もう一人お子さんが生まれるっていう時にこんなことになって・・・旦那さんもこんな最後になるなんて思ってなかっただろうなと。(犯人には)罪を償ってほしいというより、これから先世間に現れて欲しくないというのが正直なところです。」





現在上原被告は塀の向こうでじっと刑期を全うしている。
一方で被害者遺族は密かに生活しており、夫であり父親でもある男性は「妻が子供を守ってくれた。ずっとそういう風に考えている。ただ殺されたのではなかったと」と自身と自答し、自分たちと子供の安寧の為に生活を送っている。
もうこの先誰かの手によって失われるものの無いように。


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