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渋谷がコロナの影響で「ゴーストタウン化」!深刻な現状が判明

先頃、渋谷センター街(東京都渋谷区)の周辺で飲食店の閉業が相次いでいることが話題になった。コロナウイルスの蔓延に伴い、古くから営業していた店や名物店が次々に姿を消しているというのだ。

 

 

このたび当サイトに読者から寄せられた情報によると、渋谷駅の近辺には、センター街以上に深刻な事態になっている場所が存在するという。「ファイヤー通り」(「ファイアー通り」との表記もあり)と呼ばれる、線路沿いの一帯の中程だ。この付近には以前から、小規模なアパレル系の店が多く存在していたが、激減してしまった。

情報提供者曰く、「店が減った上に、今は営業時間を短縮している店もあるので、夜はゴーストタウン状態です」。平日の19時頃に現地を訪れたが、空き物件が目立ち、人通りもほとんどない。一般的に知られている「渋谷」のイメージとは全く異なる光景だ。駅前周辺と比べると以前から人通りは少なかったが、コロナの蔓延以降、拍車がかかったという。

 

 

 

調べてみた結果、閉業した店の全てがコロナを理由とするものではないことも分かった。当サイトの読者でアパレル業界に関わる人物から得た情報によると、コロナ蔓延以前から、近辺では徐々に店舗数が減っていたそうだ。コロナに関係なく、企業側の事情で閉業した一例が、以下の画像の「キャサリン・ハムネット」だ。

 

 

現地のいくつかの店で話を聞いた。本音に迫りたいと思い、あえて「取材」と明かさずに客を装って尋ねてみると、「すっかり寂れましたね」といった声が聞かれた。営業時間を短縮する店が多いのは、「特に夕方以降は、お客さんが来ないから」という。コロナ感染防止対策というよりは、人件費や光熱費を考慮に入れた結果としての判断のようだ。

コロナが原因の全てではないとはいえ、その影響が深刻であることは間違いない。アパレル業界全体が不況と言われて久しいが、当面は厳しい状況が続くことは避けられそうにない。

 

高橋 

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