昨日の続きです。
私はまず、A社長の愛人を調べることにしました。「犯罪の陰に女あり」の格言通り、経験上、9割は女がウラで糸を引いているからです。特に、この国は男は働かず、女に金を稼がせています。男の平均月収は5万円から6万円あれば良いほうで、かたや、雛壇(売春宿)で働く女は20万円以上の国です。首都郊外の土地つき一戸建てが300万円で買える国ですので、貧窮家庭の女性は美貌さえあれば積極的に売春をしています。ましてや、日本人の愛人ともなればかなりの高収入。彼氏も喜んでサポート(バイクで送り迎えなど)するのです。
私は某国に着くと、知り合いの要人Cに電話を入れ、管轄の警察署へ向かいました。
道中、パトカー1台、白バイ2台の警護をつけます。
用意された車に乗り込む私。
私の乗ったベンツを後方から撮影した画像です。渋滞箇所はサイレンを回しながら猛スピードで飛ばしましたので、通常なら空港から2時間かかるところ、30分足らずで着きました。
警察署の内部は撮影禁止です。私は担当の警部に犯人の似顔絵を見せ、次に同様の犯罪歴がある被疑者の写真を見せてもらいましたが、合致する人物はいませんでした。ここでは、A社長から預かった愛人の女性の写真は見せません。警察内部に犯人の知人がいるとも限らないからです。(交通違反や軽微な犯罪は時価で解決できる国なのです)
次に、連れてきた機動調査隊の2人を愛人に張り付かせました。やはり、無職の彼氏(24歳)がいました。私は、愛人の監視を続けると共に、彼氏にも2人の尾行をつけました。
そして、4日間が過ぎ、愛人を監視していた隊員から有力な連絡が入りました!!
以下、次号(最終話)でご報告いたします。
え?隊員が熱い最中に張り込んでいる間、おまえは何をしてたかって?・・・・
そ、それは・・・やっぱり白状しないとだめ?・・・わかりました。観念します。
かなりのヒンシュクを買うのを覚悟で・・・前述の要人とゴルフしてました、すいません!!
で、この国は、ゴルフをするとキャディさんが1人のプレーヤーにつき6人つくんです。
よって
こんなことや
こんなことになり、とてもゴルフどころでは無いんです。
一球打ったら、椅子が出てきて強制的に座らされ、水を飲まされ、きついマッサージを受けさせられ、ウチワであおがれるんです。プレー中も常に傘をさされていますから、ちっとも暑くありません。
OB打ってもヘラヘラする私
これで、プレー代はキャデイさん込みで、たったの6000円!!
しかも、経費はすべて依頼者もち。
どうです
あなたも探偵になりませんか
ー 夜の歓楽編も つづく ー