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事故は、ある日突然に 7

今までの過去ログ       


NさんKさんの経緯は以前よりお伝えしてきた通りですが、この度、三井住友海上からKさんへ最終回答通知書が来ました。


通知書

前略
平成15年7月30日の事故について、10月6日面談した結果及びその後貴殿より送付された資料、並びに三井住友海上火災保険株式会社にて再検討の結果、物損に関し以下の通り最終回答を通知します。

1、修理代 113万7917円
2、代車料  60万  30日分、1日2万円

その余の御主張の損傷も本件事故との相当因果関係を認定することができません。特にインタークーラーについては、N氏車の追突により、貴車車体後面の損傷変形が認められないことから、その損害を認定することはできません。又クラッチ、トランスミッションその他動力伝達機構等に存在する不具合は本件事故によって生じたものではないと判断致します。以上につき御了承頂けない時は当方としても早期かつ必要十分な賠償金の支払いを行うため、当方から提訴し適正賠償額の判断を求めることと致しますので御了承ください。本書面の回答を11月4日までに頂きますようお願い致します。
草々


当方から提訴し適正賠償額の判断を求めることと致しますので御了承ください


現在まで、NさんKさんの事故対応についてお伝えして参りましたが、結論は三井住友海上側から提訴するとの回答にて終わりました。


ちなみに、10月6日の交渉の時点では、「上記内容で了承出来ないのなら、K氏から因果関係に関する証拠を出して裁判をして下さい」と言っていました。


17日後、K氏からではなく、三井住友海上からの訴訟になりました。

 


山木の所感


これは、この事案を取材してきた僕の主観です。あくまで、僕の主観です。


その上で、、、

三井住友海上とは、自社担当者の言った事の責任は何処へやら。示談に応じないとなると、被害者に対して訴訟を起こす所だと認識を新たにしました。


ちなみに、この一件、Nさん側は本村弁護士に委任をしていないとの事です。
つまり、保険会社が本村弁護士に委任をしていたので、保険会社が裁判を起こしたという形・・・Kさんと三井住友海上の裁判ですね。


10月6日の時点で、三井住友海上の西堀さんは


「(Nさんと三井住友海上)どちらかが、こうするからと決めて進めてしまうのは止めてください」


上記のように発言したと記憶しているのですが・・・。

こう言った以上は、Nさんも納得の上でなんですかね?

Nさんは「弁護士には委任しないと決めました」と言っている分、おかしな話だと思います。


ともあれ、


これが三井住友海上の示談ということか。


僕の所感としては、不信感だけが残りました。

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