1886年(明治19年)5月、22時30分ごろ、吾妻橋(東京都墨田区)の上で21~22の女性が川を見下し祈念していました。身を投げようとしているのではないか思った巡査は、警察署へ連れて行き取り調べすることに。
この女性は本書番場町に住んでいて、夫がこのごろ毎夜のように夜更けに帰ることから、もしや外に女でも出来たのではないかと思うようになったそうです。不安のあまり、姑に悩みを相談をしたところ、
夜更けにアサリに祈念し水中に流せば
男の足が止まる
とアドバイスされました。
そのため、女は数日前から毎夜アサリを流しに来ていたと話し、警察署で厚く説諭されたそうです。
困ったときの神頼みという言葉はありますが、アサリにも彼の心をつなぎとめる効果があったのでしょうか。旦那の帰りが遅いと思ったらアサリを川に流すのではなく、鍋の水に流してお味噌汁を作ってみましょう。美味しいだしで作れば早く帰ってくるかもしれません。
それでも旦那が帰ってこなければ、お近くのガルエージェンシーへご相談ください。

アンジェラ
身近な疑問、比較検証してます(^ω^)
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