未解決事件の現場 ~仙台徳洲会病院駐車場内殺人・死体遺棄事件


「病院のそばに住んでいるから救急車のサイレンの音には慣れっこだけど、消防車やパトカーのサイレンが鳴り響き大変な騒ぎでしたよ」「火事のあった日の夜は遅くまで、病院が真っ赤に光っていました」

平成24年4月24日午後2時ころ、仙台市泉区にある仙台徳洲会病院駐車場内で火災発生の通報がありました。火元は軽乗用車。車内シートの一部が燃えただけで火災はすぐに消し止められましたが、後部座席からは60代男性の遺体が発見されました。




「火事のあった次の日くらいだったかねえ。刑事さんが家にやってきて、『不審な人を見かけましたか?』『不審な音や悲鳴が聞きませんか?』『薄い金色の軽自動車を見かけませんでしたか?』なんて、あれやこれや聞いていったよ。ご近所全部に聞いてたね」

病院近隣住民への聞き込みが始まった4月25日、宮城県警察本部は殺人・死体遺棄事件として泉警察署に捜査本部を設置したと発表しました。捜査本部は、男性は殺害された後病院駐車場に運ばれ、証拠隠滅のため軽乗用車に放火したと断定。殺害された男性は、50代の女性と二人暮らし。住まいは現場から20キロ離れた仙台市太白区で、仙台徳洲会病院には通院していませんでした。また、司法解剖の結果、男性は遺体で見つかった日の前日まで生きていたことがわかりました。


事件発生から6年経った現在の仙台徳洲会病院です。外来やお見舞いなど病院を訪れる人たちが出入りをし、日常を取り戻しています。火をつけられた軽乗用車が停まっていたと見られる駐車区画も、現在は何事もなかったかのように利用されています。


被害者と同い年という病院利用者の男性は「なんでこんなところまで連れてこられて、そんな目にあったんだろうね」と当時の事を思い出しながら話をしてくれました。捜査本部は延べ3万3千人の警察官を投入し事件解決につながる情報を集めましたが、いまだに有力な情報は得られておりません。

※情報提供は宮城県泉警察署捜査本部(電話 022-375-7171)まで。


ガルエージェンシー吉祥寺  代表・師 靖人
東京生まれの東京育ち。23区内から都下の隅々まで熟知し、土地勘がものを言う尾行には絶対の自信を持つ。浮気調査は特に依頼者から絶大な信頼を得ており、リピーターや弁護士からの紹介案件も多い。15年以上ノークレームの探偵。


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