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福岡追突事故 現場と加害者家族は今・・・・・・

8月25日。福岡市東区の「海の中道大橋」上を走っていたRV車に福岡市職員・今林大(22)が運転するクラウンが猛スピードで後方から激突。RV車はガードレールを突き破り海に転落し、乗っていた幼い子供3人の命が犠牲になった事件。


海の中道大橋
海の中道大橋


海の中道大橋
大破したガードレール

あろうことか今林容疑者は追突後にも停車せず逃走、現場より300メートル離れたところで車が故障したので現場に戻ったという。また、19歳の少年が同乗していたにも関わらずその時点では「同乗者はいなかった」と嘘の証言をしていた。

そんな中、車に残された我が子をなんとか救出しようと両親は幾度も海に潜っていったのである。

事故現場
事故現場


福岡市には抗議が殺到し、予定されていた五輪招致のイベントが中止になるなど大きな波紋を呼んだ。

警察は業務上過失致死傷、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で今林容疑者を逮捕。今後、より重い危険運転致死傷罪に切り替わるとみられる。危険運転致死傷罪だと最長で懲役20年。子供が3人死亡という重大な事故であることから求刑も最長の20年になるであろうとは思われる。
しかし、同乗していた19歳の少年は未成年ということで容疑者を監督する立場にはなく、仮になんらかの罪に問われるとしてもせいぜい「酒気帯び運転の幇助」で「一年以下の懲役または30万円以下の罰金」だという。

今林容疑者は祖父母も同居する7人家族で住んでいた。

今林大容疑者の自宅
ひっそりと静まり返る今林容疑者の自宅

今林大容疑者自宅
表札には「今林 大」の文字が……

元JR職員で現在は漁師で生計を営み、奈多水上消防団団長を務めるという容疑者の父親はこの事件に関して
「あまりに事が大きすぎて、ご遺族の皆様にどのようにおわびすればよいのか、どうすれば償えるのか、見当も付きません。本当に申し訳ありませんでした。今は3人のお子さまのご冥福をお祈りさせていただきたいと思います」
と弁護士を通じて悲痛なコメントを出している。

飲酒がきっかけで、被害者家族はもちろん加害者の家族も不幸にしてしまうほどの大きな事件。

現場には、多数のお供え物が届けられ、今も途絶えることはない。


多数のお供え物が今も届けられている

 

 

Taka(協力 ガルエージェンシー福岡中央

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