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視覚障がい者と盲導犬が巻き込まれた痛ましい事故!!

2015年10月3日、徳島市新浜町1丁目の路上で、視覚障がい者の山橋衛二さん(50)が2トントラックにはねられ、同伴していた盲導犬のヴァルデスとともに死亡しました。

事故現場は住宅街にある資材置き場の出入口付近。資材置き場にバックして入ろうとしたトラックに山橋さんらがぶつかったようです。


事故から1か月以上経ちましたが、事故現場には今でも花やドッグフードが。

事故現場

事故現場

近くの住民に話を聞くと、
「山橋さんと盲導犬が一緒に歩いているのをよく見ていたので、非常にショック」
「この辺りは道が狭いので、事故が起きるのを心配していました」
と、一様に大きな衝撃を受けていました。


事故後、問題として指摘されているのが、トラックがバックする際に鳴らす「ピーピー」という警報音のスイッチが切られていたこと。

現在、警報音を鳴らす装置の設置は義務づけられておらず、トラックメーカーが自主的に設置している状態。

また、事故トラックを製造したメーカーによると、すべての車種に警報音を鳴らす装備は搭載されているものの、住宅街での騒音トラブルを避けるためにスイッチを切って鳴らさないようにすることができるそうです。


今回の事故を受け、徳島県の運送業者が加盟するトラック協会は、警報音が鳴る状態になっているかを確認するように加盟全社に連絡したとしています。

行政も動きだし、徳島県の飯泉知事が「トラックなどの貨物車がバックする際に警報音を鳴らすことを義務付ける法改正」を盛り込んだ政策提言をまとめ、国土交通省と警察庁に提出しました。


トラックだけでなく、ハイブリッド車や電気自動車も音が静かで、視覚障がい者が気づきにくいという指摘があります。

悲しい事故が繰り返されないよう、行政・自動車業界などが一体となり、誰もが安心して生活できる環境になることを願ってやみません。

 

ガルエージェンシー香川ガルエージェンシー徳島
代表・内海 修司(0120-63-9494)
探偵歴28年、香川県と徳島県で展開しており、関西・四国ブロックでは古参であり副ブロック長を務める。テレビ出演や雑誌での取材協力、密着取材など多数のメディア出演の経歴を持つ。浮気調査・素行調査では調査後のカウンセリングに定評があり、地元の弁護士からの信頼も厚く、多数の依頼を受けている。

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