連日紙面を賑わしている、カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄食品が横流しされた事件で、渦中の製麺業者「みのりフーズ」に行ってきた。
場所は岐阜県羽島市。名神高速道路の羽島IC近くで、最近オープンした会員制倉庫型スーパーの「コストコ岐阜羽島倉庫店」に近い。
この日は前日から降った雪が残っており、取材時でもみぞれ混じりだった。建物の周囲は、車両が対向するのにも気を使う車幅の道路。
シャッターに「軽作業員急募」の貼り紙がしてあるが、一部欠けていてすべては確認できない。
みのりフーズの実質経営者は報道陣の取材には応じているものの、毎日のように言うことが変わっている。
県などの関連機関による立ち入り調査の可能性からか、現場にはタクシーや報道機関の取材車両が現在でも待機していた。
柵の奥には賞味期限の切れた味噌漬の段ボールが複数確認できたが、中身が入っているかは不明。中身が入っているのであれば、それをどうするつもりだったのか気になるところだ。
1月18日には、岐阜県内の警察署長や県警幹部が集まる警察署長会議で、古田岐阜県知事が実態解明の連携を呼びかけた。
ゴミが食品になったこの事件。もともとは遺物混入や賞味期限切れのための廃棄処分であるが、健康被害が確認できていないのは不幸中の幸いなのかもしれない。
しかし、悪意を持って今回の不正行為を働いた者には、しっかりと罪を償ってほしい。

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