現段階で疑問点をまとめると、以下の3点となる。
疑問その1:
教師Hのヘッドロックを受けて呼吸ができず、苦しさのあまり、生徒AがHの腕を掴んだ行為は、Aが自身に対する急迫不正の侵害(暴力)から逃れるための正当防衛ではないのか?
疑問その2:
ヘッドロックの状況からして、Aが掴んだのはHの肘下部と見られる。そのため、三角線維軟骨への傷害は起こり得ないのではないか?
疑問その3:
Hは両手のTFCC損傷を訴えているが、状況から判断してAが掴んだのはHの片方の腕で、両手のTFCC損傷は起こり得ないのではないか?
さらに言うと、Hのけがが真実だったとはいえ、この治療のために公務災害の申請を行い、約2年間という長期にわたり休職するというのは、あり得ない行為ではないだろうか?
Aの家族は相談のために足を運んだが、学校も教育委員会も何も対応しなかった。
今回の事件について、元刑事警察ОBに意見を求めたところ、
虚偽の診断結果を根拠にして公務災害を申請し、長期間休職をしていたとすれば、公文書偽造・詐欺罪が成立する可能性は否定できない。
しかしその前に、学校や教育委員会が2年間も内部調査もせず、放置したことはあり得ないことだ。
この先生は果たしてTFCC損傷になるようなけがをしていたのか。
たとえ手首のけががあったとしても、2年以上も休職するのは不自然であり、これを容認していた学校や教育委員会の対応には大きな疑問が残る。
とコメントしている。
ガルエージェンシーでは、この事件を2年間にわたり追い続けた結果、Hに関する決定的な証拠を押さえることができた。
Hが休職中、元気に遊びほうけている光景や証拠映像などは近々公開する予定である!
(つづく)

ガルエージェンシー奈良橿原/ガルエージェンシー奈良中央/ガルエージェンシー奈良王寺
代表・福林 英哉(0120-783-056)
刑事警察において組織犯罪や特殊知能犯罪を担当し、1999年にガル奈良橿原、2013年にガル奈良中央、2016年に奈良王寺を開設。これまでに刑事、民事事件を多数解決する。卓越した調査力、誠実で丁寧な相談が好評を得ている。