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金属バット撲殺 美しすぎる殺人者・菊池あずはの意識朦朧青ひげ姿に騒然

交際中の男性を殺害したとして殺人の罪に問われた東京・銀座の元ホステスの菊池あずは被告(29)の初公判が東京地裁で1日、開かれた。
同居していた平田勇二さん(当時48歳)の喉を含む数十カ所を牛刀でめった刺し、頭部を金属バットで座礁するまで殴りつけた残虐な犯行とは裏腹に逮捕直後から、菊池被告のFace bookの写真が美人だと話題になっていた。

菊池あずは
Face bookより

しかも、彼女は性転換手術を受けているということが判明して更に印象深い事件となった。その姿を一目見ようと寒空の下、35席の傍聴券をめぐり約180人が地裁前に並んだ。

しかし法廷には、「美しすぎる殺人者」と謳われた彼女の姿はなかった。
服装は白の襟付きショート丈ジャケットに紺の長めのインナー、グレーのズボンでよろよろと足元をふらつかせながら入廷した被告。傍聴者の誰もが被告の想定外の姿に「えっ!!」とぶったまげたに違いない。
目はうつろで、完全にイっちゃってる。口はくぱぁーと終始開けっぱなし。黒くて長い髪はゆるくゴムでしばられ、乱れている。顔は赤く荒れ、鼻と口の間は青く髭を剃った跡。細身なのに首だけ腫れているのか異常に太く、あごは2重顎。瞬きもせず固まっていたり、口調も明らかにおかしな様子だ。

裁判官から名前を聞かれた被告。
「菊池 あ、あ゛、あ゛、あずはです。」

痰が絡んだおっさんのようにつまりながら答えた。
ご起立くださいという声にも、反応は鈍く手で立つよう合図をされていた。弁護人からも、どもって答えられない被告に対し「少し深呼吸できるかな?」と言葉を掛ける場面があった。
菊池被告は起訴内容を認めたので、量刑が争点。弁護側は殺意を抱いた過程で、彼女の持つ3つの障害である軽度の知的障害、広汎性発達障害、性同一性障害が関係するのではないかと主張した。

後半、意味不明な被告の口調に傍聴者が吹く場面もあった。犯行時の様子を聞かれ
――片手に牛刀、片手に金属バットを持って、首元を刺しました。す、す、す、す、数回刺しちゃっています。

その後、被害者の平田さんがどうなったかに対して
――お亡くなりになっちゃいました。(※無駄に他でもリピート)
金属バットは頭を軽く殴るのに使いました。包丁はバッグにか、か、か、隠しました。

生まれは福岡で、「まさと」と名付けられた被告。しかし、幼少期から自分は女の子だと認識していたが家族からも「男らしくして」と言われ悩んでいた。友達は仲良くなってもすぐに関係が悪化し、誰とも上手くいかず18歳まで引きこもり。職業を転々としながら20歳で性転換手術をし、戸籍も変更。その後、銀座のクラブでホステスとして働くようになった。
唯一相談できた人は、ホステス仲間で自分のリストカットの傷を聞いてきたAさんと被告に仕事を紹介した銀座の経営コンサルタントKさん(第一発見者)だけだった。
事件の第一発見者で、法廷で証言をしたKさんだが、犯行をほのめかした被告を必死に止めるKさんのメールが意味深…

――くれぐれも変な行動を起こさないよう。まだそういう状況にあるなら、表に出て食事でもして落ち着きなさい。約束を守れるなら
調教して、嫌な事を考えずに済むメスにしてあげるから。
あずはに関わるのはもうよそうと思ったけど、いざお前が苦しんでいると思うと大丈夫か?電話しておいで、一番いい方法を教えるから。長身イケメンの話もしてあげるから。

2人はSM関係?!と傍聴者たちの突っ込みの声もあった。
法廷では「クスリでもやってるのか」と思わせる位、ぷるぷる腕が震え精神不安定に見えた菊池被告。これは事件のショックからなのか?女性ホルモン剤の処方を東京拘置所が拒否したせいなのかは不明だが、謎めいた素性が徐々に明らかになってきた。

 

土岐 

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