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阪神・淡路大震災から25年

1995年1月17日火曜日、午前5時46分、 神戸を国内初の震度7の揺れが襲いました。
約64万棟の住宅が被害を受け、6434人の方が亡くなりました。

地震から6日後には1153の施設に31万6678人が避難し、 想定を超える避難者が出たことで救援物資や食事が配給されないなど、多くの混乱が生じました。水道をひねっても水は出ず、一瞬で寸断されたライフラインが神戸市全域で復旧したのは、発生から3か月後でした。鉄道、高速道路などの被害も多く、幹線交通の復旧には7か月を要しました。

全国から1793億円を超える多くの義援金が集まりましたが、被災者の多さ故に、一人あたりの配分は約40万円にとどまりました。そのため、被災者は災害援護資金などの貸付制度に頼らざるを得ませんでした。仮設住宅の数は4万8300戸にのぼり、すべての入居者が退去するまでに5年を要しました。退去後に住み慣れた元の場所に戻れた方も多くはありませんでした。

阪神・淡路大震災から25年が経って、震災後に生まれた人の割合は2割を超えました。これからも震災を知らない人がどんどん増えていくのは仕方がないことですが、当時の悲惨な神戸の姿は何年経っても伝えていかなくてはいけません。

今年も神戸・三宮の東遊園地では、追悼行事が行われ、多くの遺族や被災者らが鎮魂の祈りを捧げました。今年は灯籠で「きざむ 1.17」という文字が綴られ、記憶と教訓を語り継いでいくことを皆で誓いました。


神戸新聞2020年1月17日付け

ガルエージェンシー神戸三宮 代表・正田 聖治(0120-3038-15)
25年前はモデルとして活躍。モデル引退後は飲食業をメインとする法人経営を行う。生命保険と損害保険の代理業を営んでいた関係で、保険関連の調査を行う調査会社の役員を20年以上務める。豊富な人生経験と幅広い知識を持つイケメン探偵。

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