前回のつづき。
獣道から撮影したマヤカン。近づくと、さらに不気味さが増します。
摩耶観光ホテルはもともと、1929年に鉄道会社の福利厚生施設「摩耶倶楽部」として開業しました。
戦後に摩耶観光ホテルとなり、摩耶山初の本格的観光施設として営業していましたが、経営不振のため閉鎖。詳細な資料はないものの、1970年には既に閉鎖されていたようです。
ホテルの一部が火事に見舞われ、亡くなった方がいたなど、いかにも心霊スポット的な都市伝説もありますが、今となっては真相はわかりません。
マヤカンは建物の老朽化がかなり進んでおり、いつ天井が崩れ落ちてもおかしくない状態です。そのため、立ち入り禁止となっており、中には入れません。
中の様子を撮影してネットにアップしている人もいますが、絶対に真似しないでください。安全面はもちろん、廃墟や心霊スポットなどの建物でも無断で入ることは、基本的に不法侵入となるからです。
特にマヤカンは、現在市ではなく個人の所有となっており、監視カメラも設置されています。侵入者は警察に通報されてしまうので、中に入るのは絶対にやめましょう!
ガルエージェンシー神戸三宮 代表・正田 聖治(0120-3038-15)
25年前はモデルとして活躍。モデル引退後は飲食業をメインとする法人経営を行う。生命保険と損害保険の代理業を営んでいた関係で、保険関連の調査を行う調査会社の役員を20年以上務める。豊富な人生経験と幅広い知識を持つイケメン探偵。