世の中の常識では全く考えられない不当な雇用関係(契約)を、行政が後押しをしている。
一部の民間人が悪用し、行政がその悪用さを容認し、さらに行政自体が都合よく利用している法律が、『家内労働法』である。
事件の経緯は、以下の通りである。
被害者A子さんは、30歳の主婦。そろそろ自宅から外に出て「働こうかな?アルバイトでもしようかな?」と考え、ハローワークを訪れ仕事を探し始める。
A子さんは、内気で人付き合いが苦手な事から、『自宅で出来るアクセサリー加工』(いわゆる内職)に興味を持ち、ハローワークで配布されている求人情報紙を家に持ち帰り、ご主人と相談の上、募集をしている会社に連絡をする。
後日、求人を行っている会社を訪問する。A子さんは履歴書を持参したが、『履歴書はいらない。』と言われ、直ぐにアクセサリーを作る為のチェーン作成とラインストーン加工を行う。仕事は、部品・部材を会社に取りに行き、自宅で部品・部材を組み立ててアクセサリーに仕上げる仕事(所謂内職)である。
A子さんは、真面目に1日3時間~6時間。納期が気になる仕事には12時間以上も作業を行い、時には朝まで作業をした事があった。仕事は丁寧で、会社から言われた納期を前倒しで終える為、次々と仕事が与えられる。
A子さんは、給料に関してご主人さんに次の様な相談をしている。
A子さん「お給料っていくらなんだろうね?」
ご主人「給料の事聞いていないの?でもハローワークでの紹介なんでしょう?一般的に時給って法律で決められているからね。どうだろう、内職だから時給300円~400円くらいかな?でも、お金の話を会社がしないのも気になるよね」
そして1ヶ月が過ぎ、いよいよ初めての給料。
渡された茶色の封筒には、驚くべき金額が入っていった。
4,842円
健全な人を雇って、1ヶ月の報酬がこれ?
A子さんは愕然として、腰が抜けて言葉を失う。
しかし、A子さんの災難はさらに続くのである。
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