嘱託殺人未遂事件


裁判所での調査を終え、時間が空いたので裁判の傍聴に行ってみた。



東京地裁・高裁では1Fに設置されているタブレット型の「電子開廷表」で当日の全ての開廷情報が閲覧できる。電子開廷表は2017年8月15日に導入されたものの操作性が悪く、「従来の紙の開廷表も残せ」「タップが大変」等の声も上がったらしいが、行列が減ったのはメリットである。
電子開廷表を操作し、面白そうと言っては語弊があるが興味深い裁判を模索する。


△電子開廷表(メモを元にしたイメージ)

目に留まったのが嘱託殺人未遂の裁判、時間的にも丁度良いのでこれに決定。

入り口より中に入ると傍聴席は満席に近かった。
個人的に関心があったのは、どの様な人物なのか、動機、殺害方法等である。
被告人は30歳前後の女性、被害者も女性であった。

検察側が殺害状況を細かく聞き、被告人は素直にその時の状況を話していた。
動機は被害者本人から殺してくれと頼まれたから。
方法は絞殺、両手で被害者の首を絞めたが、被害者がもがき苦しみ、被告人の手を引っ掻いたり、服を引っ張ったりした時にハッと我に返り手を離したとの事。

「自分は何をしているんだ」と思い、我に返り、止めたと供述していた。
要点が聞けたので途中退出したが、生々しい話を聞き感慨深いものがあった。
被害者とは本当に仲の良い友達で、精神的に参っていて頼まれて仕方なく実行したと言う感じであった。
しかしながら被告人は有罪で、殺してくれと頼んだ方はなんの罪にも問われないと言うのも理不尽な話だなと思いながら裁判所を後にした。


時間があれば裁判の傍聴も社会勉強の一環として面白いと思うので、皆さんも是非傍聴に行ってみてください!


ガルエージェンシー吉祥寺  代表・師 靖人
東京生まれの東京育ち。23区内から都下の隅々まで熟知し、土地勘がものを言う尾行には絶対の自信を持つ。浮気調査は特に依頼者から絶大な信頼を得ており、リピーターや弁護士からの紹介案件も多い。15年以上ノークレームの探偵。