繰り返される自動車暴走車事件。その対策は?


「数分前に通りかかっていたら巻き込まれていたと思うと、怖くなりました」と男性は言いました。

年も明けたばかりの1月1日午前0時10分ごろ、東京 原宿竹下通りで軽自動車を逆走させ、歩行者をはねて10代から50代の男性8人にけがをさせた男が逮捕されました。

軽自動車を運転していたのは20代の男性。後部座席からは100リットルのポリタンクに入った約20リットルの灯油と高圧洗浄機が見つかりました。男は「明治神宮の人混みで高圧洗浄機を使って灯油をまいて火をつけようと思っていた」が、明治神宮近くで灯油散布を試みて失敗、竹下通りに車で突っ込む計画に変更したそうです。

冒頭の男性の発言は、13年前の事件についての証言でした。自動車を使い、人通りの多い路上で多数の命を狙う事件は過去にも起きていました。事件があったのは、2005年(平成17年)4月2日午前9時05分頃。仙台市青葉区中央の歩行者専用道路「中央通り」に男が運転するトラックが進入したのです。


※中央通り写真

歩行者を追いかけ7名を次々とはね、3名が死亡、4名がけがをした「仙台アーケード街トラック暴走事件」が発生しました。この事件は、レッサーパンダ帽をかぶった男が、2008年(平成20年)年6月8日に通行人と警察官を次々と刺した秋葉原通り魔事件(秋葉原無差別殺傷事件)の参考になったそうです。海外の人が多く日本にやってくるようになった現在、EU諸国で頻発している車両を使ったテロ事件が、日本でも増加する可能性があります。

警察は犯罪予告への対応を強化し、民間では街頭への防犯カメラの設置、レンタカーの貸し出し要件の厳格化など対策が講じられました。さらに歩行者専用道入口への車止めの設置も。


※車止めの写真

この車止めの設置後、自動車暴走事件が起こった仙台市や松山市では歩行者専用道へ進入する車がなくなったそうです。しかし、車止めの設置には数千万円の工事費用がかかり、今回の事故があった竹下通りでは設置を検討していましたが費用面から見合わせていたとのこと。

このように何度も繰り返し発生する自動車暴走事件。来年は東京オリンピックもあり、東京の繁華街で国際的なテロの発生も予想されます。政府・警察には安心して暮らせるよう、対策を講じてほしいものです。でも、そのせいで都内の規制や検問が増えるのもなんだかね(苦笑)

ガルエージェンシー吉祥寺  代表・師 靖人
東京生まれの東京育ち。23区内から都下の隅々まで熟知し、土地勘がものを言う尾行には絶対の自信を持つ。浮気調査は特に依頼者から絶大な信頼を得ており、リピーターや弁護士からの紹介案件も多い。15年以上ノークレームの探偵。