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全国初!悲劇的な事故を繰り返さないための条例とは!?

昨年、視覚障がい者の山橋衛二さん(50)が2トントラックにはねられ、同伴していた盲導犬のヴァルデスとともに死亡するという、悲しい事故についてお伝えしました(関連記事)。

事故現場
事故現場となった資材置き場

事故現場
事故現場に供えられた花やドッグフードなど


この事故を受けて徳島県の行政が動きだし、昨年12月21日、徳島県議会において「障がいがある人もない人も暮らしやすい徳島づくり条例」が全会一致で可決されました。

この条例は、自動車にバックの時などに周囲の人に注意を促す警報音を鳴らす装置がついている場合、その装置の使用を義務づけるというもの。県単位のこうした義務づけは全国初とのことです。


この条例が施行されれば、多くのトラックに設置された装置が作動することで、視覚障がいのある人にとっては自動車の接近がわかりやすくなり、山橋さんと同様の事故が起こりにくくなることが期待されます。

一方で、深夜の住宅街などで警報音が鳴り、迷惑に感じる人が出る可能性も十分に考えられるでしょう。

この点については視覚障がい者よりも、健常者こそが内容を正しく理解し、寛容な心を持つことで、初めて条例が制定された意味があると思います。


現代社会では軽自動車にしろ、大型トラックにしろ、車はなくてはならない必要不可欠な存在となっていますが、少し使い方を誤っただけでも人を傷つける凶器になってしまいます。

障がいのあるなしにかかわらず、悲惨な事故が決して繰り返されないように、みんなで協力していきたいものです。

 

ガルエージェンシー香川ガルエージェンシー徳島
代表・内海 修司(0120-63-9494)
探偵歴28年、香川県と徳島県で展開しており、関西・四国ブロックでは古参であり副ブロック長を務める。テレビ出演や雑誌での取材協力、密着取材など多数のメディア出演の経歴を持つ。浮気調査・素行調査では調査後のカウンセリングに定評があり、地元の弁護士からの信頼も厚く、多数の依頼を受けている。

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