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緊急事態宣言解除でも「路上飲み」を続ける人々の悪質行為

コロナ禍での緊急事態宣言の発出に伴い、飲食店が休業や時短営業に。その結果、各地で「路上飲み」をする人々が現れた。ところが、宣言が解除された現在も、路上飲みを続けている人々がいる。その理由と問題点を探った。

当サイトでは以前に、トイレやその入口付近で路上飲みをする人々を扱った。場所は、東京都渋谷区の竹下通り近くの「スシニンジャトイレ」。コロナ禍で「仕事帰りに遅くまで飲める場所が減った」という人々が集まっていた。路上飲みを終えた人々が、トイレ内に大量のゴミを放置していくことが問題になった。

 

 

このたび読者から寄せられた情報によると、「今もこの場所で路上飲みをする人たちがいる」。現地を訪れて当人たちに話を聞くと、「路上飲みはコスパ(コストパフォーマンス)がいい」という。居酒屋での飲食よりも、格段に安く済むというのだ。「店よりもくつろげる」との声もあった。

一方、ゴミ放置の問題も依然として深刻だ。現地に繰り返し足を運んで確認したところ、ほぼ毎回、トイレ内に大量のゴミが放置されていた。酒類の空き缶や食べ物の空き容器が目立つ。それどころか、個室内で飲酒したと思われる人物が、便器の横に酒の空き瓶やゴミを放置した事例も確認できた。

 

 

 

周辺の店で話を聞くと、竹下通りに観光客が再び増えるに伴い、ゴミ放置の問題が悪化しているとの証言を得られた。「買い食いした後にゴミを捨てる場所がなく、トイレに置いていくようだ」という。それも事実なのだろうが、放置されたゴミの中に酒類の空き缶が多いことからも、路上飲みとの関係は否定できない。

路上飲みをする当人たちは「誰にも迷惑をかけてない」と繰り返すが、本当にそうだろうか。この一帯を管理する東郷神社は、飲食や喫煙を禁じるとの看板を設置している。

 

 

たとえゴミを放置しないとしても、他人の敷地内での勝手な行為は正当化しがたい。

 

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